Grasshopperの線分割についての備忘録

今日声で作るジュエリー「Voice」の新しいデザインを考えていたのですが、その時に意外なことに気が付きました。

下の写真を見てください。
1から4までほぼ同じ線(1と3、2と4は同じ線)上に同じパラメーターを使って球が配置してあります。
1と3のカーブは制御点3のカーブ、2と4のカーブは制御点6でかなり偏りを持たせつつ1と3とほぼ同じ線にしたカーブです。

1と2は全く同じ大きさの比率で球が配置していますが、3は若干、4に至ってはかなり違う球の大きさの比率になっています。この違いは線を分割するのに長さの比率(evaluate length)を使うかパラメーター(evaluate curve)を使うかの違いから来ています。

grasshopper line divide
線の分割の仕方による違い

このことから言えることはEvaluate Curveのパラメーターはカーブに均等に配置されているとは限らないということです。今までEvaluate Curveにパラメーター0.5を与えて線の中心点を取っていたのですが、どうもこの方法だと正しくない場合があるということが判明しました。
下の写真がその例です(ほぼ同じ線でEvaluate Curveにパラメーター0.5を与えた場合)

こういう細かいことは思い込みから意外と気が付かないことが多いので気を付けないといけないですね。

find middle point of curve
線の中心点を出したはずなのですが、違った結果が・・・

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