少し遅めの仕事はじめです。
昨年は皆様に本当にお世話になりました。
東京に移ってからの1年間はあっという間でした。
今年も皆様にとってよいお年になるよう、uni-t Designにお手伝いをさせてください。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。

年賀状は私の音声から取った波形を使いました。
今年もボイスはどんどん進化していきます!!
かなりマニアックな話題になりますが、Grasshopperのプラグインkangarooがリニューアルされました。
前回よりシンプルになった分、今までのものに慣れているとちょっとわかるまでに時間がかかりそうですね。
こういったことに素早く反応して対応するのも、デジタルジュエラーの務めです。
ライノ上でメッシュの頂点を直接動かしてシュミレーションをするというコンポーネントがあるのですが、
普通にインストールしても動きません(たぶんそのうち動くように改善されると思いますが)。
解決策を探すのに手間取っている方もいらっしゃるようなので一応備忘録もかねて書いておきます。
ライノコマンド上で
GrasshopperDeveloperSettings
と入力。以下の写真の様なダイアログが出てくるのでこのチェックを外してOKをしたら再起動。
これで動くようになりますよ!!
*特に問題は起こらないと思いますが、あくまで自己責任で・・・
今回のカンガルーのグラブは感動しますよ!!!
今日は中野のTokyoMakerさんで行われたGrasshopperの勉強会に参加してきました。Grasshopperを使っているという人に会うのはレアなのでそれだけでもうれしいのですが、色々と楽しい意見交換などもできたので本当に参加してよかったと思える勉強会でした。本日の講師のUTBさんの話もとても分かりやすく、良い勉強会に参加させてもらえたと非常に感動しております。
GrasshopperはVoronoiシリーズなどで使っているとても面白いライノセラスのプラグインです。
今日の勉強会でさらなる創作意欲がわいてきました。
皆様により面白い商品を提供できるように頑張ります!!
今日声で作るジュエリー「Voice」の新しいデザインを考えていたのですが、その時に意外なことに気が付きました。
下の写真を見てください。
1から4までほぼ同じ線(1と3、2と4は同じ線)上に同じパラメーターを使って球が配置してあります。
1と3のカーブは制御点3のカーブ、2と4のカーブは制御点6でかなり偏りを持たせつつ1と3とほぼ同じ線にしたカーブです。
1と2は全く同じ大きさの比率で球が配置していますが、3は若干、4に至ってはかなり違う球の大きさの比率になっています。この違いは線を分割するのに長さの比率(evaluate length)を使うかパラメーター(evaluate curve)を使うかの違いから来ています。
このことから言えることはEvaluate Curveのパラメーターはカーブに均等に配置されているとは限らないということです。今までEvaluate Curveにパラメーター0.5を与えて線の中心点を取っていたのですが、どうもこの方法だと正しくない場合があるということが判明しました。
下の写真がその例です(ほぼ同じ線でEvaluate Curveにパラメーター0.5を与えた場合)
こういう細かいことは思い込みから意外と気が付かないことが多いので気を付けないといけないですね。