御徒町のお店に頼んでいたワックス取りが終わりました。
中国のファッションショーと販売用のジュエリーを作るお仕事で、同じようなパーツを大量に使うデザインを提案したのでそのパーツの原型を作り、それをワックスで大量に複製してもらいました。
ジュエリーの原型は金属原型を使って加熱型のシリコンで型を取るの事が多いのですが、ワックスをそのまま原型にしてしまう場合は、常温硬化型のシリコンを使います。
常温硬化型シリコンはあまり多く原型が取れない等の難点があるため、今まで使ったことがなかったのですが、今回初挑戦!透明なシリコンを切った跡が氷のテクスチャーのようで綺麗ですね!!
原型用のパーツが届いたのでサンプル制作がんばりますよー。
非加熱のシリコン型。中のテクスチャーがきれいですよね。
中国のお仕事のサンプルを作っています。
今回はワックスから直接原型を作ります。
原型もCADから、ワックスから、地金からなど色々なつくり方があります。
それぞれ得手不得手やスピードなど特徴がありますので、その都度最善の方法をとって仕事をしています。
今回は久々のワックスです。
久々にワックスを使うのは結構楽しいですよ。
いろんな色のワックスがあります。
中国のブランドのファッションジュエリーのデザインがだいぶ大詰めになってきました。
デザインの方向性を決めるのに今回はライノとグラスホッパーが活躍しています。
ライノでラインを引き、そのラインに沿ってグラスホッパーでパラメトリックに面を作り、
指定したパターンを作った面にグラスホッパーで張る。
言葉にすると簡単ですが、それなりに専門知識が必要な作業なんですよ。
しかしグラスホッパーはほんとに便利です。
理系は基本的に面倒くさがり屋なので、こういう便利なプラグインは本当に重宝します。
単調作業は自動化して楽に、のはずですが、自動化するために色々ととめんどくさい作業をする。
理系って基本こんな人が多いと思います。
さて、写真は今やっているデザインの切れ端、要はゴミです。
でも美しくないですか?
デザインはゼロから作り出すものだけではありません。
そこにあるものの美しさを発見するのもデザインの一つです。
実はZanzoもそういった方法で出来上がったデザインなんですよ。
デザインっていろいろあって面白いですよね。
端材の持つ美しさ。
新しいプロジェクトのミーティングのため中国は杭州へ行ってきました。
あるブランドのジュエリー(ファッションショー用のクリエイティブピースと商業用の両方)を
東京のデザイナーと共同で担当することになりました。
杭州からパリコレに参加できるようなクリエイティブなブランドを立ち上げるそうです。
久々の英語でのミーティングでした。
しばらくしゃべってないと、口が回りませんね・・・
詳細などちょっとずつアップしていく予定ですので、
ユニットデザインの商品だけでなくこちらも要チェックですよ。
結構お高めのお茶のお店です。それなのにGがいてへこみました。
本日はたくさんの方々にご来場いただいて、とてもうれしかったです。
トーク終了後に学生さんたちと話したりと、色々と刺激になりました。
ミリットさんのトークは非常に楽しかったのですが、僕の話はどうだったんだろう。
うーん。
たぶんトーク中の顔はこんな感じ。
ロンドンのストリートアート
目が泳いでます・・・
uni-t Design(ユニットデザイン)のデザイナーが発信する オフィシャルブログです。