カテゴリー別アーカイブ: お仕事

Zanzo写真撮影

今日は雰囲気のある写真をどのようにしたら撮ることができるかを研究していました。
(一日中それやってたわけではないですよ)

基本的には周りのオブジェクト光の関係なんですが、これが結構難しいんです。できれば昼夜関係なく撮りたいんですが、昼間だと光が安定しない(晴れてたり曇ってたり)でも夜撮ろうと思うと、ライトの光量や数が足らない・・・オブジェクトもいまいちいいのがないし・・・と、みなさん色々と悩まれていると思います。

特にユニットデザインのジュエリーは無機質な感じがとても合うジュエリーなので、なかなか難しいんです。今回もオブジェをいろいろもってきては戻したり、角度を変えてみたり、光をあてる向きや物をかえてみたり・・・・非常にアナログな感じで頑張りました。

今回はあえて有機的な植物やアンティーク調のソファーを使ってみました。

いかがでしょうか?

Zanzoと昼の強い光
Zanzoと昼の強い光のコントラストが美しいです。
Zanzoと植物
Zanzoと植物のキラキラ感がよいと思います。

Zanzoのしなやかな感じと植物の組み合わせは、温かみもあり結構あってますよね。デジタルジュエリーがメインだからといって植物が合わないわけではないし、こういう日々のデジタルとは関係ない手作業がデジタルの感覚を研ぎ澄ましてくれます。

フラグメントフローの修理とカスタマイズ

今回はシルバーの修理とカスタマイズについて。

先日お客様からシルバーのチェーンが切れてしまったので直してほしいとのご依頼が。

チェーンの一部分切れてしまっているだけなら、ロー付けでくっつけることも可能なのですが、シルバーの場合、よほど変わったもの以外は新しいものに付け替えてしまった方がお安くできることが多いです。今回もチェーンを新しくすることにしました。又お客様のご要望で少し太めのチェーンにすることになりました。

さて、ここで問題が、こちらのペンダントは標準でお売りしたときについているチェーンの太さがつけられる最大サイズなのです。そこでペンダントヘッド自体を加工することにしました。

Repair1
まずはざっくりと切り取ります。

まずヘッドのチェーンが通る部分を切り取ります。次に、シルバーの板をやすりで削ったりして一回り大きめのチェーンが入る用にパーツを作ります。今回のヘッドはチェーンが通る部分がデザインと一体化するようになっているので、デザインを壊さないように慎重に形状を決めました。そしてそれをロー付けして磨きます。

Repair2
ロー付けするとこのようになります。

今回はしっかりと磨かずにラフな感じのフィニッシュをご希望でしたので、あえて軽く傷を残すなどをして磨き、完成です。

Repair3
チェーンの太さの違いが判りますでしょうか?

チェーンも太くなり、お客様の雰囲気にぴったりにカスタマイズすることができました。

ユニットデザインではこういったカスタマイズも手掛けています。デザインをもう少し自分好みにカスタマイズしたいといったご要望など、なんでもお気軽にご連絡ください。

余談ですが、今回切れたチェーンを軽く引っ張ると次から次へと切れていきました。不思議に思いルーペで拡大して見てみると、すべてのロー目が溶けて?なくなっています。お客様の汗の性質、ジム等でつかる塩素のきつい風呂の湯船等など、考えられることはいろいろありますが、決定的なことは分からずじまいです。長年この世界にいますがこういったこともあるものなんだと、考えさせられました。

ユニットデザインのウェブサイトがスマホ対応!!

uni-t Design Mobile Friendly
スマホ対応化!

だいぶ時間がたってしまいましたが、ウェブサイトのスマホ対応化完成しました。今回はデザインをほぼ変えずに、レスポンシブルレイアウトに対応させました。少々無理やりやってしまった感のあるところもありますが、とりあえずはよし!

ブログは現在標準のスマホ対応テーマを使ってますが、これも近いうちにカスタマイズします!!

これでスマホでも快適にご覧になれますよ。

デジタルジュエリーを得意とするユニットデザインとしては、少し対応が遅れてしまいました。デジタルは移り変わりがはげしいですねー。

そんなデジタル世界の変化にも素早く対応して、お客様にとってより見やすく、身近な存在と感じ取っていて抱けるようになれるよう頑張ります!

uni-t Design on Smart phone
ユニットデザインのウェブサイトがスマホに対応

本日は目黒でデジタルファブリケーション

laser Cuter
メイカーズベースさんの小型レーザーカッター

今日は目黒のメイカーズベースさんでディスプレー用の小物?をデジタル機器を使って作ってきました。

こちらのレーザーカッターを使うのは初めてだったので、作成していったデータが上手く読み込めるか心配でしたが、何の問題もなくすんなり読み込めました。

が、問題はやはり出ました。
切り込みを入れてそれをお互いに組み合わせて立体を作るということをやる場合、レーザーで切ってなくなってしまう部分+α のクリアランスなどを計算して設計をしなければいけません。名古屋のメイカーラボさんでやった時のデータを元に今回のデータを設計していったのですが、その数値だときつすぎて何とか入ったとしても抜けないくらいきつい状態でした、そこで現場で試行錯誤・・・何とかクリアランスのちょうどいい値が見つかりました。

具体的には2.5㎜のMDFボードで

丁度いいのは2.4㎜の隙間
きつめが2.35㎜
かなりがっちりが2.3㎜
2.2㎜でも入るけどかなり無理がある

って感じでした。

これもMDFボードが水分を含んでいるかなどの季節の影響やロット?にも関係してくると思うので、これからも微調整は必要だと思います。

レーザーで切れるなら簡単!!デジタルデザイン最高!と思いきや、色々と奥が深いのです。
良く今はデジタルで何でもできるから楽でいいねーって言われますが、そこにはれなりの知識と経験が必要なのです。デジタルデザインも奥が深いですよ。

laser cut object
無理やり入れたら抜けなくなりました。

ただ今プラチナの指輪を製作中です。

お客様からのご要望で、ダイアモンドを使ったプラチナの指輪を製作しています。
今回の指輪は、ボロノイパターンを使い新しくデザインしました。

今日やっと3Dプリント、キャストを経て手元に現物が届きました。
まだお見せできませんが、とってもいい感じですよ!
磨きと、石留め工程を経て完成です。

こういうオーダーは毎回自分の事の様に完成が楽しみでわくわくします。
完成したら写真をアップしますね!

Voronoi Platinum Ring
まだ湯口が付いたままです。